昼休みde立ち読み名著
あいかわず昼休みに近くの本屋で立ち読みというか、椅子があるので座り読みなんだけど購入もせずにさくっと読める名著シリーズを読み進めている。
順番に書くと、前回ここに書いた鴨長明の『方丈記』のあと福沢諭吉の『学問のすすめ』、ニーチェの『ツァラトゥストラ』、フランクルの『夜と霧』と読んできていてまだ『夜と霧』が半分過ぎたところ。
このシリーズどれも解説がよくて堅苦しいところがなく、さくさく気持ちよく読めてしまうのでお腹いっぱいで血液が脳に回らない状態で読むにはよてもよい。
読みやすさもさることながら、このシリーズに選ばれている本のテーマが、人生というものをどう捉えどう立ち向かうかという普遍的なもので、それぞれ捉え方は違うものの真剣に向きった強い思いというか、読み手にぐっとくるもの感じさせる、いつの時代にでも読まれる価値のある、名著とよばれる所以がよくわかるようになっている。また、今までに読んだことがある本でも解説があることで知らなかった人物の背景や新しく気づかせてくれることは多いと思う。
これで興味を持った人が原書を読んでその作家の世界に深く入り込んでいくのもいいだろうし、逆に浅く広く様々な時代の名著と呼ばれるものを読んでいくのもいいと思うしとてもいい入り口になるシリーズだ。
もともとNHKの番組がベースなので「夜と霧」が終わったら。今まで読んだものを動画でも見てみようと思う。発行されてないものあるみたいだし。
フランクルとニーチェの本は高校か大学時代にちゃんと読んでおきたかったなあ。。。読んでて鳥肌立つとかなかなかないし。。いや今だからなのかも。
NHK「100分de名著」ブックス ニーチェ ツァラトゥストラ (NHK「100分de名著」ブックス)
- 作者: 西研
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