コミュニティーって何かって考えてみた
結論は「誰かに何かを言える場」という当たり前のところに落ちついた。
コメントやトラックバックやメールやチャットや飲み会やなんやかんやは単なる実装方法が違うだけで、抽象レベルでは同じ「誰かに何かを言える場」を提供してる。
分析してみる
もう少し細かく定義を考えてみると、
「誰か(もしくは誰かのアウトプット)に対する他の誰かのアウトプット」
がメッセージであり、
「メッセージへの応答」
がコミュニケーションであり、
「コミュニケーションを可能にする場」
がコミュニティーになる。
というわけで、コミュニティーを形成する最小要素はメッセージだということにしておく。
そうすると、Webサービスでコミュティーを作ろうと思う場合は、どうやって相手にメッセージを伝えるかを工夫するといーんじゃないんだろうか。
いろんなくふう
はてなは独自の記法で簡単にトラックバックを送れるし、はてなスターでメッセージのハードルを下げつつ、コメントシステム自体の導入を容易にしている。
ニコニコ動画は作者のアウトプットにダイレクトにメッセージを被せて伝えるという暴挙?がすばらしいし、みんなで突っこむ雰囲気が、コメントのハードルを下げている。
Mixiは足跡で自動的にメッセージを伝えている(「読んだよ」みたいな)し、公開先を知人に限定することで気軽に深く考えずにコメントできる。
飲み会ではお酒で大脳新皮質を麻痺させてメッセージのハードルを下げているし、楽しい雰囲気はぶっちゃけたレベルのメッセージを引き出す。
どうやって意識させずにメッセージを送らせるかがポイントとみましたよ。