てきとうらいふ

ストイックとかむずかしい

著作権てなに+廃止法案的妄想

僕はもうコピーライトの妖精なのですが著作権の意味がわかりませんよ。

権利ってなに

とりあえず、Wikipedia先生に聞いてみようかね。

狭義の著作権は、日本国憲法でいう財産権に含まれる。これは著作物を財産として利用する権利である。ただし、著作権法ではこのような著作財産権の他に、著作者人格権著作隣接権に関する規定を設けることも多く、これらを総称して広義の著作権と呼ぶこともある。

ふむふむ、財産ね、財産の保護という考え方なのかな。
価値のあるもの(財産)を生み出した場合に、勝手な複製なんかで価値が薄められるのを防ぐことで、モチベーションを保とう、生活を保護しようという考えが基本なのかなと解釈してみたよ。価値あるものを作り出すことを推進するわけですな。そういう意味では、人間が人間らしく生きていくために保障されるべき権利とは違った感じがするよ。なんか政策的な権利というか文化的な権利というか。。。

保護ってなに

ところで、法律で保護する必要はあるのかな。
法律で保護しないといけないものって、市場システムではどうしようもないからなのかな。過保護だったりしないのかな。市場システムにまかせた場合を妄想してみようかな。

2008年6月12日 著作権廃止法案可決

2008年夏の国会において、著作権関連法を激しく全廃する法案が国会にて可決成立。アナーキー
法案可決に向け率先して尽力した福D首相は、本法案可決に国際非難が寄せられていることに対して意見を求められたが「国際潮流? ディズニー? ファックですね」との素敵なコメントで一蹴してみせた。クール。

業界が動く

法案可決により現在の著作権は2010年までは保護されるが、それ以後は著作物の複製、改変、配布に何の制約もなくなる。コンテンツ業界は今までの保護を基本に考えたビジネスモデルを修正しないと生き残れないので、いろいろ考える。でも、滅ぶ。

新しく生まれる

それでも世の中には価値のあるものを生み出す人たちは生き続ける。受け皿が滅んだだけだからね。生み出されたものはコピーされまくる。けど、コピーする人たちには生み出した人が新しく生み出すものと同じくらい価値のあるものは生み出せないので、生み出した人は重宝される。
コピーするひとが多ければ多いほど重宝される。「早く新作出してよ〜」の声をお金として集めオファーする仕組みが生まれる。先払い。生み出されたものは、当然コピーされまくる。そうすると、さらに次回作へのオファーのための集金が容易になる。

淘汰されるよ

強制されなくてもお金を払いたくなるようなクオリティーを生み出せる人だけが生き残り、そうじゃないひとはそのレベルになるまで腕を磨くか、道をあきらめる。評価はシンプル&公正。

妄想まとめ

強制されなくてもお金を払いたくなるようなクオリティーを生み出せる人だけが生き残る世界もそんなに悪くないかもしれないよ。スゲーレベル高いの。贔屓の作家にパトロン的に援助する仕組みも生まれるかな。各自の好きなテイストも生き残る。バンザイ!