てきとうらいふ

ストイックとかむずかしい

NHKワーキングプア3 メモ

国家の責任で若者たちの未来を守ろうとしています(イギリス) 
個人の問題ではなく、社会の問題としてとらえる(アメリカ)
現状
▽非正規大国 韓国

2畳3万円
高学歴(大卒) 非正社員
卒業したら正社員として働けると思っていたのに
55%

非正規保護法

デパートで施行直前に女性パート全員解雇
アウトソースへ切り替え負担減

国会へ陳情
労使間の信頼関係?

焼身自殺

生活していくために泣き寝入りせざるおえない


▽IT技術者の転落 アメリカ

キャンプ場
700万借金して大学 プログラマ
インドへ移転 ファーストフード店へ 店長(アルバイト1人)
IT 100社以上応募 面接4社
IT業界への就職を諦め

医療への切実な不安

落ちたら終わり
力のないものは取り残される
それがアメリカ

努力して身に付けたのに経済的に報われない


分析
▽専門家
共通するのは市場原理主義
グローバル競争のリスクを下へ転化
市場の失敗
市場に任せていては絶対に解決しない

アメリカにはセーフティーネットがない
仕事を失うと医療保険も失う
貧しい人は奈落の底へ


取り組み
▽新産業で人材育成 ノースカロライナ
バイオ関連企業誘致
高卒程度の人材から補助金を使って育成
研究補助への再就職
地元の人間を安定雇用できる分野の産業

昼間訓練、夜間バイト 子供の面倒をみてくれる両親の協力
地元を離れない人材 企業としても投資する価値がある
雇用が生まれ税収が増える

地域を担う人材を育成する
努力した人が報われる


▽貧困の連鎖を防げ リバプール
国や自治体から派遣される支援員
町で若者に声をかけ
職業訓練の施設を紹介 就職できるまで面倒をみる

リサイクル工場などで訓練 
社会的企業へ国から補助金 30万人の訓練生
訓練しながら民間会社への就職を目指す

家庭の貧しさから将来に希望を持てない 荒れる

家庭に机がない 指導員が学校で読み書きを教える

年間15兆円 次世代への投資

みんなのおかげで自信がもてます


▽自治体の試行錯誤 釧路
母子家庭 過労 引きこもり
自立支援プログラム 生活保護から段階的に
ボランティア パート 安定就職

子育て支援施設でのボランティアからスタート
パートへのステップでつまずく 支援員からの手紙に励まされる ひとりじゃない

限られた予算 NPOに頼る

釧路の現状では正規雇用まで結びつくのは厳しい
自立支援員の給与 10万円 支える側もたいしてかわらない 現場の人間の犠牲に頼るだけの日本


必要なところに人がいない
生きがい働きがい
社会が用意
地域と企業の連帯


まとめ

ワーキングプアの問題
働く意欲がなくなるだけでなく 人間としての誇りまで奪われる

ホームレスになってからずっと人目をさけて生きてきた

ひととのつながり
つらいときにつらいっていえる
人間としての感情が戻った

市場経済がもっとも進んだイギリス、アメリカではワーキングプアの解決を市場経済にまかせていないで政府が解決に強い力をいれている。
日本は自己責任として放置しているに等しい。


政治家はちゃんと仕事しろっ!