てきとうらいふ

ストイックとかむずかしい

クリスマスなので派遣な隣人について考えてみる

今の日本には愛が足りない。
キリストさんは草葉の陰で泣いているよ、そんなんじゃプレゼント貰えないよということを書いてみる。

派遣切りとか

ニュースで連日派遣契約が打ち切られたとか報道されいる。打ち切られた後も就職する道が見えず貯金もない。そんな絶望的すぎる状況に追い込まれているひと達がいる一方で、正社員や経営者や株主はぬくぬく暮らしてる。不況でそれなりに大変かもしれないけど、このクソ寒い季節に家賃が払えなくなって外に放り出されるような状況から比べれば天国だ。
雇用状態にあっても、賃金で大きな差があったのに、解雇された今じゃもう別世界の住人になってしまってる。そしてリアルに死ぬ人が増えている。

責任論なんかいらん

不況の影響で、住むとこまで奪われるような状況に追い込まれた人に対して、クソみたいな責任論で仕方ないよねとか言うひとがたまにいるけど本気か?努力してないからって住むとこ奪われるくらいの差はないだろう。自分だっていつ病気になってまともに働けない状況になるかもしれない、明日は我が身と考えるのが正解でしょ。
金があるとすぐ酒と博打に使ってしまうような人でも、路上で生活しないといけない道理はない。とりあえず安定して日銭くらいは稼げていいんじゃないか。

会社も大変とかウソだろ

商売だから不況だと雇用を維持できなくてね、ほら、潰れたら元も子もないじゃない?といような話もウソつけ!とか思う。雇用に使えるお金が減ってるなら、全体的に薄くすればいいだけで、一人当たりの給料を減らせば、もともと安っすい派遣の給料くらなんとかなるんじゃないか?
正社員の給料を一割減らせば、10人の正社員で1人の正社員、派遣なら二人を雇用できる。ちょっと贅沢な買い物を月に一度減らすくらいで、派遣従業員が路頭に迷わずに住む。
リアルに派遣の生活が思い浮かべられるなら我慢で来ないことじゃないだろう。でも正社員の誰もそんなこと言い出さないのは、他人がどうなろうが自分さえ良ければという論理。

というわけで

もっと派遣に限らず隣人に優しい社会でもいいんじゃないだろうか。
美しい国」より「隣人に優しい国」を掲げる政治家が出てこないだろうか。
愛が無いよ、愛が。