てきとうらいふ

ストイックとかむずかしい

現代の神話ー岡本太郎

今月の17日から渋谷のマークシティー2階に、岡本太郎の「明日の神話」が展示されている。

明日の神話」は、メキシコ人実業家の依頼を受けた岡本太郎が、1968年〜69年にかけて何度も現地に足を運んで完成させ、1970年の大阪万博のシンボルとなった「太陽の塔」と‘対をなす’作品といわれています。岡本太郎の最高傑作であり、岡本絵画では最大の作品です(縦5.5m、横30m)。
作品は原爆の炸裂する瞬間をモチーフとし、未来に対するメッセージを描いたものです。炸裂の瞬間は残酷な悲劇を内包しながら、その瞬間誇らかに「明日の神話」が生まれると信じた、岡本太郎の痛切なメッセージを伝えています。

岡本太郎「明日の神話プロジェクト」


派手な色使いと暗い闇の対比が渋谷という街にしっくりきてる気がして、これはなかなかにいい展示なんじゃないかと思ってる。
まだ見てないひとはぜひ実物を見るといいですね。


携帯百景(ケイタイヒャッケイ)


太郎と言えば川崎市の岡本太郎美術館もおすすめ。
生田緑地という自然の中の一角にある不思議な空間で、変なものからなんかかわいいのまでいろいろ展示されてて楽しいですよ。