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てきとうらいふ

ストイックとかむずかしい

読書メモ -「インターネット・コミュニティと日常世界」

インターネット・コミュニティと日常世界
世代間のデジタルディバイドやネットが生み出す新しいコミュニティーについて書いてある本。

池田謙一 編著

p.14

国民的スポーツでさえ、誰もが共有する情報ではない。まして、無限の趣味や関心に応じて情報を提供する世界に住めば、われわれは何ら他の世界と共有する情報を持つことなく、楽しい世界に没入できることになる。こうした情報の高度の選択性が、情報の共有の低下を増大させる可能性は高い。

・情報の選択性による情報分断(yahoopipesとかスゲー選択性を実現しちゃってる)
・深く狭く
・共通の話題がなくなる?
・狭くても楽しく生きていけるが、狭い視野が何をもたらすのか

p.68

パーソナルネットワーク内にどれだけ異質な他者が含まれるかによってネットワークの多様性を測定し、その多様性が低いほど他者に対する政治的・社会的寛容性が低いことを示した(Ikeda & Kobayshi,2004)

・ネットワークにおける多様性と寛容性
・量や強度ではなく偏りが問題?
・偏るほうが盛り上がる(ので偏るように設計される?)
・どーやって測定したのか知りたいがどーやって調べればいいのか(論文検索?)

p.72

したがって、携帯コミュニケーションが人々の対人環境をより私的な領域での親密な他者とのコミュニケーションに収縮させる方向で効果を持つとすれば、それは私生活志向を高める効果が見られるだろう。

・私的な領域に閉じこもる(閉じ込められる)
・楽しく快適であれば、社会参加や政治参加の必要性は意識されない
・異質な他者を含む「参加」や「議論」の機会の減少→スキルが磨かれない

ここまで読んで、なかなか面白いと思う。携帯とPCによって強化されるネットワークの違いなどがあって興味深い。